ドラマのメインビジュアルには「―辞令、日本教育の破壊を俺に命ずる―」ってキャッチフレーズ謳ってますけど、やったことは不正入学の暴露だけで正直騙されたって感じでした。
The personal is political連呼してたけどその言葉の出自についてはガン無視。The personal is politicalという言葉が生まれた時代背景を生徒に教えずに、言葉と拡大解釈だけを広めてくれた迷惑なドラマでした。
耳馴染みが良かったからか「個人的な問題は実は社会の仕組みや価値観と密接にかかわっている」ことを表す言葉として一般化されているけど、元はフェミニズムの文脈から出てきた言葉。
自分としてはこの言葉が生まれた時代背景という特殊事情を考慮せず、一般化して現代に適用して良い言葉とは思えないのです。キャロル・ハニッシュがエッセイで使用したことで広まった言葉ですが(言葉の作者は特定されてません)、「政治的」についてもともとハニッシュ自身が想定したのは、政治家の行う狭い意味の政治ではなく、複数でなされる権力関係に関わるあらゆることです。この言葉を使うにはまず「政治的」とはなにかを議論すべきでした。この言葉が生まれた時代を考慮し、この言葉が使われたフェミニズムの文脈からみた「政治的」とは何かの理解が必要で、それもせずに政治的=官僚や政治家の営みVS生徒=個人的なことという安直な設定にすべきではなかったと思います。
このドラマの影響で何でもかんでも自分の不幸を社会のせいにするやつが出てきそう。それは絶対違うから。
ところで、結局御上の左遷させられた原因となった天下りの件は完全に濡れ衣だったってことでしょうか?
それなら本当の犯人を突き止める回があってもよかった気がしました。
千木良さんの件も父親逮捕待ったなしで家庭崩壊しそうなくらいの案件だったけどさらっと過ぎたのが残念でした。
らいく
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