今どこに居るのか全く読めない。冒頭〜カーペットのシーン前くらいまではとんでもなく、まさに才気煥発という感じ。特に見上げる動作から剛腕で壁登ってるのに繋げたところ以降。鮮烈なショットがポンポンでてくる…
>>続きを読む「早春」(1970)のスコリモフスキ監督の長編第三作。前二作に続く彷徨映画三部作の完結編。初めて監督以外の役者が主演を務めた。「紀伊國屋映画叢書イエジー・スコリモフスキ」の表紙を飾った一本。バリエラ…
>>続きを読む"個人と社会"
"旧世代と新世代"
"男と女の間に立ちはだかるさまざまな障壁(バリエラ)"
本作の映像芸術における圧倒的な美学、まさしくスコリモフスキの真髄と言えるだろう。
壁や暗闇があって奥行きが塞がっていて、その手前で右往左往したりぐるぐると回ったりしています。
高さの使い方が面白く、壁をよじ登ったり階段を延々と上がった先で頭上に飛行機が通ってジャンプ台から滑り落ち…
繋ぎ激烈かっけぇ〜!注意されて見上げる→別の場所で既に壁をよじ登っている→複数の鶏が宙ぶらりんになっている→ズームアウトすると群衆が見上げている→移動機が左からフレームイン→暗闇に消えていくと照明が…
>>続きを読む──即興──演者自身が「今この場」の反応を起こすもの。その場で起きた反応によってニュアンスを帯びて、自由に発展していくもの。映画を手玉にとるような撮り方が途方もなく魅力だった。
──抽象的な構図──…
スコリモフスキの3作目。自身が主演から外れたからなのか、自由度が『身分証明書』、『不戦勝』とは(この2作もかなり活き活きとしてるが)比べ物にならない。
あと緩急。お気に入りは、新聞売りが倒れ、演奏…
ポーランドの政治が破茶滅茶だった頃の映画🎞️
社会主義体制は、国が芸術作品に予算を当てがうのでその中で作るしかないし、
つまりスポンサー(国家)が気に入った芸術作品しか世に出なかった…
その時代にポ…