そして船は行くの作品情報・感想・評価

『そして船は行く』に投稿された感想・評価

偉大な女性声楽家の葬儀(散骨)のためナポリの港から彼女の故郷である地中海の小島へと出航する豪華客船。歌姫との縁でハプルブルク家大公、歌手仲間、信奉者、取材のクルーら信奉者、関係の人々が乗…

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shun
4.5
作られた海原が綺麗
セット撮影を好きになる

甲板の難民たちと夜の背景が白眉
4.0
時々演者がカメラ目線になるメタ的なカットが気になったが、最後にセットからカメラが引いて、撮影スタジオを移す演出に繋がっていて、シン・エヴァンゲリオンを思い出した。

ダンテ・フェレッティの美術、ジュゼッペ・ロトゥンノの撮影。素晴らしい。しかし、ニーノ・ロータを失い、フェリーニも作品に老いを感じさせるようになっている。それでも、本作の後、4本の監督作があるのだが……

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響介
3.7
ニーノ・ロータ亡き後のフェリーニ。すべてセットで撮られているだけでも凄いけど、ラスト天才だろ…。
体型が最高な皇太子、プン、プン、ぷーん!ベリッシモは美しい。ピーウィーみたいなのいる、めちゃゲイ。狂乱のセルビア舞踊。なんかピナバウシュがいた。
映像とかセットとかキャラの面白みもありつつ哀愁もあってとても良かった。
映像はいつものノスタルジックなフェリーニなのに音楽がいつものニーノ・ロータじゃないところがなんとも哀しい。
もた
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このレビューはネタバレを含みます

サイレント映画オマージュということで、今のトレンドであるビデオカメラ風映像との呼応を感じる。コマ飛びとか16フレームに起因すると思われる速さとかまで再現している。という意味でもフェリーニの映像作家と…

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3.6
たまたま白いリボンから連続して第一次世界大戦らへんの話だった
ノスタルジックな雰囲気

フェデリコ・フェリーニ、『そして船は行く』、観た。

う〜ん、なんて言うのかなー、観終わった後、無性にオペラが聴きたくなる映画。とにかく、物語り中に〝オペラ〟が飛び交っている。

作品としては、可も…

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