赤い風船の作品情報・感想・評価

『赤い風船』に投稿された感想・評価

どうやって撮ってんだろはずっとある中で、子どもの頃の不思議を、「ほら、ほんとにあったでしょ?」って見せてくれる、良かった

映画が映画になるための条件を、端的に示した作品のうちの1つだろうと思う。そして、やはりここにもモニュメント(像)とモーメント(瞬間)が宿っているように感じられ、前者は風船であり、後者は少年との触れ合…

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このレビューはネタバレを含みます

1950年代のパリの描写が美しい。

登場人物はほとんどしゃべらないのに、風船と少年の関係性や、少年の孤独、周囲からの冷たい目線がじんわり伝わってくる。

セリフがない分、視線、動き、間がすごく大切…

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センスあるカメラワーク、街に映える美しい赤色、可愛らしい演出と35分でこの満足感とは
Koki
4.5

とにかく綺麗。
構図も良いし、光の使い方もうまい。
さらに引の絵が多いから、奥行きも出てる。
風船の撮り方も謎。
cgがない時代にどうやって撮ってたんだろうって思う。
色使いも良くて、基本服装も街並…

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ふう
-
このレビューはネタバレを含みます

風船がトマトみたいに丸くつやつやで、お茶目で可愛い🎈


全体的に青みがかった映像に、子供たちや街ゆく人も青い服が多いため
風船の赤が映える


計算しつくされた美しさ

風船の動きはどうやって撮影…

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意思を持つ風船が面白い。
最小限のセリフと建物の内部を見せないのが印象的。
話というより色彩豊かな映像を楽しむ映画。

赤い風船という題名の不思議な印象の洋画を、確か学校(たぶん中学)の体育館で鑑賞した筈なのだが、この度観る機会を得ても記憶は蘇らなかった。

まるでペット、否、友達のような風船。そして風情ある石畳の街…

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タルコフスキーが映画大学時代に卒業制作として手がけた名作「ローラーとバイオリン」は、本作に触発されたことがきっかけで制作に至ったという。
故に本作には元ネタとなる要素が随所に見られる。

60/100点

いろいろな意味で全てが不思議な映画となっている。

今作の大まかな内容は、「主人公が手にした赤い風船が、徐々にまるで生き物のような挙動をし始める」というファンタジー劇だ。
明らかに…

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