これはやばい…。
このジェルミはさすがにフェミニストだと思う。本家のアンソニーマンよりも高低差の語りに凝ってる。語り手の位置を高い/低いで分けて、階級、ジェンダー、老い、語りの権威など、めっちゃ具体…
結婚式を挙げて旅立つ若い2人だが直後に花婿は射殺される。ある夜1人の男が神父のもとへ告解に訪れる。
印象的なシーン
・結婚式 不本意な花嫁
・裁判 ネリの有罪判決
・告解 神父の驚き
・ア…
愛する男女の前に立ちはだかる階級の違いという障壁に苦悩する侯爵を描く、ピエトロ・ジェルミ1953年作品。ここ最近何本か観た「職業人としての自立と愛情との間で葛藤する強い女性」とは打って変わって従順な…
>>続きを読む使用人の男に偽装結婚を迫るくだりこそ映像に起こしてほしかった。
野原で再会→突き放してからのお互いの眼差しが強烈。正妻に促されて屋敷へ駆けていくシーンも感情の昂りがカメラに乗っていてアガる(変にワン…
「男はこうあるべきで女はこうあるべきだ」みたいな、今よりずっと色濃かったであろう性差概念が底流で澱み続けてる。これに侯爵と季節労働者という身分差が相重なって顕になる両者の感情の目詰まり。ネオレアリズ…
>>続きを読む20年以上前に、EテレかWOWWOWで見ました。主演女優がとても魅力的でずっと心に残っています。もう一度見たいのですが、どこを探しても見つからず、ネットで検索してもありません。見たいです!巨匠ピエト…
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