初鑑賞です。
原作未読です。
掴みきれなかったのですが、胸にくる描写が多かったです。
①印象に残ったところ
・登場人物たち
「何だかなあ・・・」と思わされる場面が多かったです。
やるせな…
あまりハマらず。この時代の女性ってホントにこんな感じなのかしら。すごいね。
父母役の芝居が少しデフォルメされていた印象。現代映画に比べたら抑えられているけど、小津作品に比べてそう感じたのは事実。成…
秘めた想いみたいなものを、最後まで秘めっぱなし。
ともすれば汚らしくなりそうなものを美しく描いていて、それが非常に文学的で良かった。
ミシンの糸とか、お面とか、新婚祝いのレコードとか、色々仄めかす…
山村聰って上原謙の父親役やる程の歳だったっけ、って調べてみたら当時44歳とか、老け役にも程がある。でも全く違和感なく観れたのは凄い。上原謙演じる夫がゲスなのは勿論だけど、結果的に山村聰の舅が原節子演…
>>続きを読む息子の嫁・菊子にかつての想い人の面影を見いだしてしまう舅、という設定でしたが、いやらしい雰囲気は全くなくて、むしろ紳士的なお父さまという印象でした。
でも実の娘にはそうは映っていなかったようです。
…
登場人物の背景が深いし、物語全体の構成も複雑に組み合わされている。
会話の言葉もその人物にあった自然な感じでとてもうまい。川端康成のトップ3に入る作品とのことでしたが、本当に上手いと思いました。
監…
現代でもよくありそうな
うまく行かない夫婦関係に始まる
家庭内、家族内の不和の物語。
それにしても昔は
女性の地位が低いですなぁ。
今では全く考えられない。
そんな中で自分の意志で
自分に愛がない…
一見ほのぼのと平和な家庭が、台風の夜を境にジワジワ崩壊していく…。また原節子と上原謙が夫婦なんだけど、今回はまともな会話すらなくて、謙はもうサイコパスか?ってくらい人の心がなかった。代わりに嫁菊子を…
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